「獺祭」を造る山口県の旭酒造が、2021年5月24日付の日本経済新聞の朝刊に、
意見広告「飲食店を守ることも 日本の『いのち』を守ること」を出しました。

昨年から新型コロナウイルス感染症の拡大によって、
飲食店の営業時間の短縮や酒類提供の中止が続いています。
東京の飲食店も厳しい状態で、もう去年の話ですが、
私のよく行く居酒屋(小規模チェーン店)では
客の来ない日はアルバイトを外して店長が一人でオペレーションしたり
高い日本酒を仕入れて一杯(120ml)3000円で出し単価アップをはかるとかしてました。
(ほぼやけくそですよね。なるべく一杯は注文していました。)
しばらく行けていないのですが、生き残れているのでしょうか。
このような状況下、日本酒業界の雄、旭酒造が新聞に意見広告をするのは意義があると思います。
飲食業界はビックプレイヤーがおらず政治的配慮が行き届かない結果、
1年経っているにもかかわらず、雑で漏れの多いアバウトな自粛を強いられ続けています。
この広告の通り、経済活動の継続も、感染拡大の防止も、いずれも「いのち」を守る行為です。
一人でも多くの「いのち」を守るため、現実的で効果の高い、施策を実現して欲しいです。
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